【ロシア】60,000人が騙されて軍に就職?

ロシアの首都モスクワで、「運転手」「警備員」「建設作業員」などを装った求人広告が、実は軍への契約募集だったという驚きの報道がありました。
今年3月以降、ネットで多数の偽求人が掲載され、戦闘前線ではないと説明されていたのです。
しかし実際には、こうした広告はロシア国防省の請負業者による兵士集めのための罠でした。
関係者によると、募集担当者は本来非戦闘職への配置権限がないまま、「後方勤務」などを謳って人を集め、契約数やボーナスのために数字を稼いでいたとのことです。
ある応募者は「1年契約」と聞かされて無料でモスクワに呼ばれましたが、実際の契約は無期限でした。
騙されやすい人は、地方出身で純朴、軍経験がない若者が多いといいます。
ロシア当局は2023年から高給を前面に出し、兵士契約を大々的にPRしていますが、実態は厳しいものです。
多くの若者が本意でない形で軍へと誘われている現状が明らかになりました。

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