【欧州】70%がネット嫌い?若者の意外な本音

今、ヨーロッパの若者たちの間で「スマホ離れ」の動きが広がっています。
最新の調査によると、16〜21歳の約70%が「SNSを使うと気分が悪くなる」と答えました。
さらに半数が「夜10時以降はアプリやサイトの利用を制限するデジタル門限」に賛成し、
約46%が「インターネットのない時代に生まれたかった」とまで感じています。
この流れに応え、オランダ発の「オフラインクラブ」というスタートアップが人気を集めています。
このクラブではスマホもパソコンも禁止。
本を読んだり、ゲームやアートを楽しんだりするイベントが各地で開催されています。
アムステルダムやロンドン、パリ、ベルリンでも広がり、
スマホを使わずにリアルで人とつながることが「新しい体験」として注目されています。
なぜこれほどまでにスマホから離れたい若者が増えているのでしょうか。
スマホの長時間使用は、うつや不安、不眠などの心の健康への悪影響が指摘されています。
実際、使う時間を減らすと27%もうつ症状が軽くなったという研究結果も出ています。
欧州各国では、若者のスマホ利用を制限する動きも広がっています。
イギリスやノルウェー、オーストラリアではSNSの利用年齢引き上げや
学校でのスマホ禁止など、次々と新しい規制が生まれています。
この流れは今後も世界中に広がりそうです。