【北朝鮮】100ドルの恋?若者を夢中にする新デート文化

平壌で始まったレンタカーサービスが、若者たちのデートスタイルを大きく変えています。
車を持たない人でも「自分の車」でドライブデートを楽しめると、特に若い世代に大人気です。
もともとデートや急な仕事の際はタクシーが使われていましたが、今は友人から運転免許を借りてレンタカーでレストランや公園、彼女の家まで送り届けるのが新しいトレンド。
この影響で、運転免許取得を目指す若者も急増中です。
ビジネスマンには、時間短縮や「できる男」アピールとしても好評。
このサービスを運営するのは国家保衛省傘下の企業で、政府は今後も需要増を見越して中国や日本、ドイツから車を輸入し、大型駐車場の確保も進めています。
政府はレンタカー事業を外貨獲得の新手段と捉えており、修理や販売も一体化した総合サービス化を目指しています。
ただし利用料は1日100ドルと高額で、一般市民には手が届かないのが現状。
制度拡大には電力や燃料不足、車両管理の課題も残りますが、平壌発の「ドライブデート文化」が今後どこまで広がるか注目されています。