【インド】今、カシミールで何が?住民の声に耳を傾けよ

「戦争の代償はいつもカシミール」
そんな言葉が、今この地に広がる不安を物語っています。
インド軍の「シンドゥール作戦」で、カシミールには緊張が走りました。
学校の休校、空港の閉鎖、病院の屋根には赤十字。
住民たちは食料や薬を買い込み、燃料を満タンにするなど、備えを急いでいます。
しかし、その中で最も目立つのは、「平和を願う声」です。
スリナガルの商店主ナジールさんは、「事態が悪化しませんように。いつも犠牲になるのはカシミールです」と語ります。
大学の試験は延期され、政府は職員の休暇も原則禁止に。
それでも、人々は静かに、ただ「平和を祈る」ことしかできません。
一見静かな町に広がるのは、不安と祈り。
カシミールの人々の願いが届く日が来ることを願うばかりです。