【ドイツ】ベーシックインカム実証実験で人生激変?

「ベーシックインカムで本当に人は働かなくなるのか?」――そんな疑問を解き明かす実験がドイツで行われました。
対象は、21~40歳の一人暮らしの男女122人。
彼らには毎月1,200ユーロ(約19万円)を3年間、無条件で支給。
仕事を辞めるどころか、多くの人が週40時間の労働を続け、転職や学び直しに挑戦しました。
仕事や生活への満足度も大きく向上。
自由なお金が人生に前向きな変化をもたらしたのです。
このベーシックインカムの財源は、富裕層からの課税による再分配。
試算では国民の83%が恩恵を受けるとされ、格差の是正や社会の安定にもつながると期待されています。
ドイツの実験は、ベーシックインカムが「怠けさせる制度」ではなく「挑戦を支える制度」になり得ることを証明しました。
日本でも導入が議論される日が近いかもしれません。