【日本】米大使が日本に中国への反撃を求める

「日本はもっと中国に対抗すべきだ」と、米国の新しい駐日大使ジョージ・グラス氏が訴えました。
到着早々、記者団に対し、米国と日本が防衛面でさらに連携を強める必要があると語ったのです。 背景には、中国の軍事的な圧力の強まりがあります。
グラス氏は、「日本は厳しい地域にある」と指摘。
ロシア、中国、北朝鮮という三つの大国に囲まれた中で、米日同盟を強化し、力で対抗すべきだと主張しました。
さらにアメリカは、日本に対して、在日米軍の駐留費をもっと負担すること、そして防衛力の増強にもっと積極的に協力することを求めています。
もし日本がこの要請に応えれば、東アジアの勢力図が大きく変わる可能性もあります。
これに対し中国外務省は、「外交官は国同士の友好を促すべきだ」と反発。
中国が国際平和に貢献していると強調しました。 米中のはざまで、日本はどこまでアメリカに歩調を合わせるのでしょうか。