【日本】過去最大の人口減少を記録

日本の人口が、記録的なスピードで減少しています。
総務省の発表によると、2024年10月時点の日本国民の人口は1億2030万人となり、前年から89万8000人も減りました。
これは比較可能な統計を取り始めた1950年以降で、最も大きな減少幅です。
出生率の低下がこの減少の主な原因であり、若い世代の経済的不安や子育て環境の課題が影響しています。
全47都道府県のうち、人口が増えたのは東京と埼玉のみで、秋田県では特に大きな減少が見られました。
政府は少子化対策として、若者の賃上げや育児支援に取り組んでいます。
2023年には年間約3.5兆円を子育て支援に投じる方針も打ち出しましたが、効果が現れるには時間がかかると見られています。