【北朝鮮】強制的温泉休暇で家庭が崩壊寸前?

北朝鮮で、地方新聞の記者たちが思わぬ苦境に立たされています。
政府から「健康を気遣って温泉に行け」との命令を受けたものの、その費用はすべて自己負担。
給料の少ない記者たちは資金集めに走り回っています。
この制度は、党中央が記者を「党の喇叭」と称え、陽徳温泉への1週間休暇を与えるというものです。
ですが、最低でも50ドルかかるこの旅費は重く、中には家庭内で夫婦喧嘩に発展するケースも。
記者たちは給料が不安定なうえ、50ドルあれば米120kgが買える現実に苦悩。
一部は知人や関係者に「記事を書いてあげるから援助して」と頼る始末です。
「党の配慮」を断れない記者たち。
温泉旅行が家族と仕事の板挟みとなり、北朝鮮の報道現場の厳しさを浮き彫りにしています。