【韓国】夢の列車「ハイパーチューブ」開発本格化

韓国で、飛行機より速い次世代交通「ハイパーチューブ」の開発が本格化しています。
政府は2027年までに重要な技術の研究を終える計画で、約127億ウォンを投入する予定です。
このプロジェクトは国の鉄道研究所が中心となり、大学や企業、研究機関が協力して進めています。
時速1,200kmで走る列車は、ソウルから釜山まで20分で移動できる見込みです。エネルギーは太陽光でまかない、二酸化炭素を出さない点も注目されています。
また、真空のチューブ内を走ることで天候の影響を受けにくく、地震にも強い構造が可能だとされています。
政府はこの技術を地方活性化や人口減少対策にも役立てたいと考えています。
ハイパーチューブは、韓国の鉄道技術が世界をけん引する大きな一歩になるかもしれません。