【イギリス】酔ってパディントン像破壊 空軍隊員に厳罰

イギリス空軍の若い隊員2人が、酔った勢いで街中のパディントン像を壊した事件が波紋を広げています。
文化の象徴を傷つけた行為に、裁判所は厳しい言葉を投げかけました。

事件は3月2日、ロンドン郊外ニューベリーで発生。
空軍のダニエル・ヒース氏とウィリアム・ローレンス氏(ともに22歳)は、飲酒後に像を引きはがし、壊した一部を基地に持ち帰りました。
監視カメラの映像も法廷で公開され、2人は犯行を認めました。

判決では、12か月の社会奉仕命令と2,725ポンド(約57万円)の罰金が科されました。
裁判官は「パディントンは親切や思いやりの象徴。
あなたたちの行動はまさにその逆です」と強く非難しました。

空軍は「判決を重く受け止め、内部で対応するが詳細は非公開」とコメント。
軍人としての規律違反も問われる事態となりました。

像は映画『パディントン in ペルー』の公開記念で設置されたもので、現在修復中です。
近く元の場所に戻される予定です。

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