【バチカン】新教皇はどう選ばれる?コンクラーベの仕組み

カトリック教会のトップであるローマ教皇は、特別な選挙「コンクラーベ」によって選出されます。
現在、教皇フランシスコは入院中で、今後の健康状態次第では退位の可能性もあります。
その場合、新たな教皇を選ぶコンクラーベが開かれます。
コンクラーベは約800年前から続く伝統的な制度です。
選挙には80歳未満の枢機卿のみが参加でき、システィーナ礼拝堂に集まります。
外部との連絡を絶たれた状態で議論と投票を繰り返し、3分の2以上の票を獲得した候補が新教皇に選ばれます。
決定するまで何度も投票が行われ、最終的には上位2名で決選投票となります。
投票は完全な秘密で行われ、枢機卿たちは自分の選んだ候補名を紙に書いて提出します。
票は厳密に集計され、最終的に燃やされます。
黒い煙が上がればまだ決定せず、白い煙が立ち上れば新教皇が誕生した合図です。
新教皇は自ら新しい名前を選び、バチカンのバルコニーから世界に向けて最初のメッセージを発します。
歴史的には長引いた選挙もあり、最長で約3年かかったこともあります。
教皇はカトリック教会の精神的指導者であり、世界の政治や社会にも大きな影響を与えます。
次の教皇が誰になるのか、世界中が注目しています。