【インドネシア】貧しいなら子ども作るな?知事の暴論が炎上中

インドネシア西ジャワ州の知事が出した、あまりに衝撃的な提案が物議をかもしています。
なんと、生活保護を受ける条件として「男性に避妊手術(パイプカット)を義務付けるべきだ」と主張したのです。

この提案を出したのは、挑発的な政策で知られるデディ・ムリヤディ知事。
彼は以前にも、問題行動のある子どもを「中国式」の軍事学校に送ると発言し話題になりました。
今回も、「なぜ貧しい家庭は子どもが多いのか」と疑問を投げかけ、金持ちでも高額な不妊治療をしても子どもができない現状と比較しながら、貧困の原因を「個人の責任」と決めつけるような発言をしました。

しかしこの案には、イスラム指導者や人権活動家から「強制的で差別的だ」と強い批判が殺到。
貧困層を狙い撃ちにした政策であり、宗教的な価値観にも反するとして非難の声が広がっています。

個人の自由と貧困対策のあり方が、改めて問われる出来事となりました。

 

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