【イギリス】給与が北朝鮮へ?偽IT技術者の驚き手口!

イギリスの企業が、北朝鮮の偽IT技術者にだまされる事件が増えています。
実は、リモート採用を悪用して、給与を金正恩政権に送金しているケースがあるのです。
Googleの調査によると、1人の北朝鮮人が、ヨーロッパやアメリカで12の偽名を使って活動していました。
彼らは特に国防や政府関連の仕事を狙い、解雇されると会社の機密データを脅しに使うこともあります。
イギリスはアメリカに比べて規制が甘く、特にターゲットにされています。
現地には「協力者」もいて、偽パスポートの手配やパソコンの受け渡しを支援しています。
企業側も「自前の端末持ち込みOK制度(BYOD)」を悪用されるリスクが高まっています。
専門家は、偽装を見抜くには「対面かビデオ面接」を必須にすべきだと警告しています。
実際、偽の応募者たちはビデオ面接を極端に嫌がる傾向があるためです。
住所変更や給料送金先が不自然な場合も、警戒ポイントとされています。
この問題はイギリスだけでなく、世界中で広がる可能性があり、企業側の警戒が求められます。