【中国】パンダが草食を選んだ理由とは?

パンダはクマ科の動物でありながら、竹ばかり食べることで知られています。
なぜ肉食をやめたのか、最新の研究がその理由を解明しました。
研究によると、竹に含まれる「マイクロRNA」という分子が、パンダの体内に取り込まれ、食性の変化に関与している可能性があるそうです。
この分子は神経伝達物質ドーパミンの調整に影響を与え、パンダが竹を好んで食べるようになったと考えられています。
中国の研究チームは、7頭のパンダの血液を分析し、57種類の竹由来のマイクロRNAを発見しました。
これらは味覚や嗅覚にも影響を及ぼし、食の好みを変える働きがあるとされています。
また、パンダは竹を主食とするにもかかわらず、消化酵素をほとんど持たず、消化率はわずか17%程度です。
それでも1日14時間も竹を食べ続けるのは、このマイクロRNAが脳に影響を与えているからかもしれません。
パンダの進化の謎は、まだ完全に解明されたわけではありません。
しかし、この発見は動物の食性や行動の理解に大きく貢献しそうです。