【グリーンランド】米国の併合提案に全党が反発

グリーンランドの全政党が、米国のトランプ大統領による併合提案に対し、強く反対の姿勢を示しました。
5つの政党は共同声明を発表し、「グリーンランドを米国が支配するという発言は受け入れられない」と明言しました。
これは、トランプ氏がNATO事務総長との会談で、再びグリーンランド併合の意向を示したことを受けたものです。
グリーンランドはデンマークの自治領であり、約5.7万人の住民の多くは先住民のイヌイットです。
グリーンランドのエゲデ首相も、「我々は米国の一部にはならないし、グリーンランド人はアメリカ人ではない」と強調しました。
デンマークの外相も国際法を根拠に、「グリーンランドは他国に併合されることはない」と断言しています。
グリーンランドは雪に覆われた広大な土地を持ち、EUが戦略的に重要視する鉱物資源の多くを有しています。
また、ロシアと北米の間に位置する地理的条件から、軍事的にも注目されています。
米国はかねてより同地に関心を持っており、大規模な軍事基地も設置しています。