【ウクライナ】米国との対立が士気低下に影響

ウクライナ軍は、ロシアのクルスク州での戦闘で苦境に立たされています。
2024年に奪還した地域の約80%を失い、戦線は崩壊の危機に直面しています。
兵士のヴァシルさんのスマホには、2本の動画が残されています。
1本目は、2024年8月にクルスクの市役所を占拠し、勝利を祝う姿。
もう1本は最近の映像で、彼が負傷し、疲弊しきった様子を映しています。
この対比が、戦況の急変を如実に物語っています。
背景には、アメリカの軍事支援の一時停止が影響しています。
ドナルド・トランプ大統領がウクライナとの交渉で強硬姿勢を取り、3月初めに武器や情報の提供を一時停止しました。
これにより、ウクライナ軍は前線での補給や作戦立案が困難となり、撤退を余儀なくされています。
さらに、ロシア軍はドローンや空爆を駆使してウクライナ兵を包囲しつつあります。
約6,000~10,000人のウクライナ兵が包囲される危機に瀕し、脱出は徒歩でしか不可能な状況です。
米国の支援再開が決定したものの、ウクライナ軍の士気は大きく低下しています。
ウクライナの軍関係者は「情報の遅れが致命的な影響を与えた」とし、今後の戦況を危惧しています。