【デンマーク】郵便配達が廃止!デジタル化が加速

デンマークの郵便事業が大きく変わります。
2025年末までに、国内の手紙配達が完全に終了することが決まりました。
これは、手紙の利用が急減し、事業の採算が取れなくなったためです。

国営郵便サービスであるPostNordによると、手紙の取扱量は2000年以降で90%も減少しました。
この影響で、郵便ポスト約1,500カ所が撤去され、従業員4,600人のうち1,500人が職を失う見込みです。
一方、デンマーク政府は「手紙の送受信は自由市場で継続できる」と説明し、完全な廃止ではないことを強調しています。

デンマークは世界でも有数のデジタル先進国です。
公共サービスの通知や銀行取引などはすでにデジタル化され、多くの人がスマートフォンで対応しています。
しかし、現在も約27万人が紙の郵便に依存しており、高齢者や地方住民への影響が懸念されています。

郵便の民営化や税制変更により、郵便料金の高騰も問題になっています。
民営化により1通の郵便料金が29クローネ(約3.89ユーロ、約610円)に達し、多くの人が利用を控えるようになると考えられます。
PostNordは今後、手紙配達から小包配送に重点を移す方針です。

手紙文化の衰退はデンマークに限らず、欧州全体でも同様の動きが広がっています。
ドイツの郵便会社も最近、大規模な人員削減を発表しました。
時代の変化とともに、郵便の役割も大きく変わろうとしています。

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