【ギリシャ】オリーブ畑がマンゴー園に！？ギリシャ農家の新たな挑戦

ギリシャでは、気候変動の影響で農業の風景が変わりつつあります。
従来のオリーブやブドウに代わり、マンゴーやアボカドなどの熱帯果物を育てる農家が増えているのです。

近年、ギリシャ南部やクレタ島では冬が過去40年間で最も温暖になり、農家は水不足や猛暑に強い作物へと移行しています。
ペロポネソス地方の農家は、マンゴーやアボカドがオリーブよりも少ない水で育つことを発見しました。
また、クレタ島ではパパイヤやバナナの有機栽培が進められ、害虫対策にはクモを利用するなどの工夫もされています。

専門家によると、ギリシャの温暖な気候は熱帯作物の栽培に適しており、今後さらに多くの農家が導入する可能性があります。
観光業の発展とともに需要も高まっており、ギリシャ産のマンゴーやアボカドが市場に広がる日も近いかもしれません。