【イスラエル】禁欲生活は男性だけじゃなかった?

考古学者がエルサレム近郊のビザンティン時代の修道院で、鎖に包まれた女性の遺骨を発見しました。
これまで、厳格な禁欲生活は男性だけのものと考えられていましたが、この発見により、その常識が覆される可能性が出てきました。
遺骨は、首や腕、足に鎖を巻かれた状態で石棺の中から見つかりました。
鎖を身に着けることは、極端な禁欲を実践する修道士の証とされており、これまで男性だけが行っていたと考えられていました。
しかし、歯のエナメル質のタンパク質を分析した結果、この遺骨が女性のものであることが判明しました。
ビザンティン時代には、女性が財産を捨て、修道生活に入ることは珍しくありませんでした。
しかし、鎖を巻くような極端な禁欲を行った証拠はなく、今回の発見は歴史を覆す重要なものとなりました。
今後の研究により、女性の修道生活に関する新たな事実が明らかになることが期待されます。